2021-02-12 この夜 電球が太陽の代わりを果たしていることはなく、 人の内面は人工物では照らせないことがわかった。 シャンプーと煙草の匂いが混じっても、温度があっても満たされることはない。 自身への期待が飾りだと思った時にも、挫けることなく皆立ち上がっているのだろうか。 僕の目に写る人々は、そこで挫けて命を捨てたりはしていない。 まだ生きているということは、 きっとそういうことなんだろう。 だとしても、そういう人らに対して関心も尊敬もすることはない。 わかった、わかってない、やっぱり何もわからない。こんなのばかり。